アウロの取り組み

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アウロの取り組み

自然保護連盟NABU

AUROはドイツの自然保護連盟NABU(Naturschutzbund Deutschland e. V.)という団体の活動をサポートしています。(http://NABU)

NABUは創立から2024年で125周年を迎え、今年は記念すべき年ということです。
NABUは90万人を超える会員と支援者を擁するドイツ最大かつ最古の環境団体の一つです(2023年時点)。

このNABUは1899年に野鳥の母とも呼ばれるリナ・ヘレン夫人が興した団体です。
当時は鳥類保護を目的とした活動から始まり、急速に会員数を増やしていいきました。

リナ・ヘレンと息子たち NABU HPから引用

1900年代初頭のヨーロッパの大都市では、女性のファッションの中で、帽子の装飾に使われる白鷺や極楽鳥の羽が大変もてはやされました。高級品とされていた白鷺や極楽鳥は、乱獲され、次第に激しさを増していきます。その後十年に渡り乱獲と貿易が盛んに行われていきました。最盛期には年間8万羽の鳥たちが輸出されて行ったそうです。

リナ・ヘレンによって立ち上げられたNABUの前身、鳥類保護協会 (BfV)の活動をきっかけに1908年にドイツ帝国鳥類保護法が強化され、ドイツではそれまで一般的であった野鳥の捕獲がついに禁止されました。

1914 年の年次雑誌より – イラスト: Association for Bird Protection/E. マシュー NABU HPより引用

その後1910年には、英国、米国がその国際キャンペーンに参加し、1912年にはイギリス、フランス、ベルギーも野鳥の保護措置を講じるまでに至ります。

そんな鳥類保護協会を背景として始まったNABUは、現在ドイツ全体で5000箇所の保護地域を管理し、100箇所の自然保護センターを運営するまでになったそうです。


NABUロゴマーク
NABU資料から引用

人間と野生動物 対立から共存へ

タンザニアのゾウ NABU HPから引用

 タンザニアのムコマジ国立公園付近では何世紀にも渡って、人々とゾウが共に暮らしてきました。
アウロはNABU国際自然保護財団の活動を通じて、このタンザニアのゾウの保護活動をサポートしています。この地域では農業利用される土地が増えるにつれ、人口も増加。
人間と動物との共存関係に偏りが出始めています。

共存関係のゆらぎ

ムコマジ国立公園は面積3,245㎢でタンザニアで最も若い国立公園です。
この地域は1951年以来動物保護区であり、2008年に国立公園として宣言されました。

国立公園の近くの役20の集落で人間と野生動物との衝突が起きています。
タンザニアには約 60,000 頭のゾウが生息し、ムコマジ国立公園には約 1,270 頭のゾウが生息しています。その中のゾウは食料や水を求めて、人々が住む集落へやってきて家や庭を破壊してしまうことがあるのです。

ゾウとの衝突を減らすために、タンザニアゾウ財団は 2019 年に設立されました

NABUのアクション

そのほかにも人間と野生動物の共存を関係を持続させるために、
NABUはさまざまな取り組みを行っています。

このように自然保護連盟NABUでは、約1500以上の地域グループが「NABUの使命」を心に持ち、
地域に根ざした活動を続けています。

NABUの使命

1. 一人ひとりが自然に対して何かをするのではなく、みんなで手を携えて活動すること。そして、一人ではできなくても、みんなが手をとりあうことで可能になることを示すこと。

2. 次の世代に対して、生きていて良かったなと思える自然を残していくこと。地球上の多種多様な生態系、おいしい空気や水、健康な土地などを残し次世代(=NABUのターゲット)に渡すこと。

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