数年前、国内で起こった冷凍食品への農薬混入事件、異物混入、食中毒、食品偽装等の事件はまだ記憶に新しいのではないでしょうか。それらの事件をきっかけに、国内消費者の意識は変わり、さらに様々な問題や課題が浮き彫りになってきた様に思います。
食の分野で言えば、生産者の立場においても様々な課題が存在します。「農家さんについての課題」と言われた時、どの様なことが思い浮かびますか?
後継者不足、気候変動による不作問題、耕作放棄地問題などそれらのことが思い浮かぶはずです。
【世界トップクラスの農薬大国日本】
農薬大国日本なんて聞くと耳を疑う人が多いはず。しかし、実は日本は中国に続く世界でも有数の農薬大国なのです。
農薬をたくさん使う理由やその背景は様々です。例えば、農薬使用量が日本の⅕のアメリカや⅓のフランスやドイツなどのヨーロッパ諸国に比べ(FAO国連食糧農業機関統計)、日本の環境は病害虫が発生しやすい高温多湿であること。先進諸国の中でも最も高齢化率の高い日本は、農業の担い手も比例して高齢化の状況にあり、農薬を使い効率的な作業が求められる実情。見た目や等級などが好まれる市場ニーズなど。
【農薬の人体への影響】
世界トップクラスの農薬大国と言えども、前述の通り農薬を使用する気候風土の違いなどから一概にそれら全てが人体に悪影響を及ぼすとは言い切れません。現在流通している農薬は安全性や環境への影響など、厳しい検査を経ているものが多く、使い方を間違えなければ人体への影響は限りなく少ないと言えると思います。
しかし厳しい基準をクリアした農薬であっても、正しい使い方を守らなければ人体や環境への影響が無いとは言い切れません。事実、農薬の取り扱いについて、人間の薬の様に薬剤師や医師の様な国家資格が必要なわけではなく、地域のホームセンターやメーカーから購入することができます。
私たちの身体の医薬品と同じく、用法用量を正しく守らなければ人体への影響は全く無いとは言い切れないのです。また、私たちの心身も人によって千差万別。安全と言われる農薬をほんの少量でも体内に取り込むことでアレルギーや精神的な疾患が発現してしまう人も中にはいるでしょう。
大切なのは、私たちの周りにある物、事について正しい知識をもち、常に新しい情報を取り入れて精査し、暮らしに活かしていく事なのでしょう。
【AUROの天然ベジタブルウォッシュ Nr.831】
アウロ社の天然ベジタブルウォッシュは、高純度の天然成分から作られた、野菜、果物専用の洗剤です。野菜に付着した残留農薬や汚れ、有害物質を落とす効果があります。サラダなど生食用の食材洗浄に最適です。
さらに、野菜や果物のエグ味が和らぎ美味しくなると評判のお声もいただいています。
生分解性の作用で環境を乱さず土に返る製品です
AUROは生態系を乱さない製品づくりをコンセプトとし、※ライフサイクルアセスメントを遵守しています。一般的にハウスケアの商品は洗浄後、排水溝へ流して処理するため、「生分解性」が重要視されています。AURO Nr.831にも生分解性があり、排水溝や土に流しても微生物が成分を分解するので、環境に負担をかけません。
ライフサイクルアセスメント(LCA)
製品やサービスにおける原料調達から、廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通しての環境負荷を定量的に評価する手法のことを指します。
※使用方法を守ってご利用ください。